今回の記事は、稼げている世界中のトレーダー全員が意識して使用している、勝率を上げる為には絶対に知って欲しい重要な手法の解説をします。
相場分析で非常に重要となるライントレードについて
✅どのような取引方法なのか?
✅具体的にどんな方法があるのか?
を解説します。
目次
(1)ライントレードとは
・なぜ価格が動くのか?
(2)ラインの引き方
・水平線
・高値・安値に引く
・複数回反発してるポイントに引く
・水平線はローソク足の実体に引く?それともヒゲの先に引くべきか?
・レジスタンスライン(抵抗線)とサポートライン(支持線)
(3)MT4でのラインの引き方
(4)ラインを引くときのポイント
(5)実際にラインを使ったトレード
ライントレードとは
チャート上にライン(線)を引き、そのラインにローソク足がタッチした時(またはライン付近に近づいた時)にエントリーする取引手法のことを言います。
なぜ価格が動くのか?
✅為替の相場が動く理由は、投資家が取引をして買いポジションや売りポジションを持つから
✅相場は「投資家たちの人間心理や、思惑が取引を介して形となっている」
✅投資家がどのポイントで買い注文・売り注文を入れるのかを予想することによって、今後の価格を予測することが可能
上記のポイントを見極められるための方法の1つがこれからお伝えするライントレードだよ!
ラインの引き方
ラインの種類には大きく分けて2種類あります。
✅水平線
✅トレンドライン
水平線
チャート上に水平の線を引く方法です。
高値・安値に引く
チャート上の一番高い価格や一番低い価格、または価格が反発している部分に引きます。
前日の高値・安値は世界中のトレーダーが意識しているポイントになるので、そのライン付近で自分が持っているポジションを決済しようとするため価格が反発する可能性が高いということになります。
ただし、必ずしも反発するとは限りません。
逆に反発せずにそのまま価格が上昇または下降し続けてトレンドを形成してしまう可能性もあることを覚えておいて下さい。
複数回反発してるポイントに引く
上記のように同じくらいの価格で複数回反発している部分にラインを引く方法です。
複数回反発している可能性があるということは、投資家たちが意識している、反発する可能性があるということです。
水平線はローソク足の実体の部分に引くべきか?
それともヒゲの先に引くのが正解なのか?
結論
実体・ヒゲの先、どちらに引いても間違いではない
プロトレーダーの中でも実体にラインを引く人、ヒゲの先にラインを引く人、どちらのパターンも意識している人がいるため反発する可能性は十分にあり得るということです。
勿論ラインに達した部分で反発するとは限りません。
水平線は2種類
✅レジスタンスライン(上値抵抗線)
チャート上の高値に引いたライン
✅サポートライン(下値支持線)
チャート上の安値に引いたライン
過去の相場でレジスタンスラインとして機能していたものが、サポートラインに転換することや、反対にサポートラインとして機能していたものが、レジスタンスラインに転換することもあるよ!
MT4でのラインの引き方
上記のMT4上部のメニューバーの「-」で水平線
上記のMT4上部のメニューバーの「/」でトレンドライン
何度も反発してるラインは、意識されている重要なラインとして太さや色を変更するというのも有効な使い方です。
引いたラインでダブルクリック
ラインの右側に白い点が表示されている状態でライン上で右クリック
Horizontal Lineプロパティをひらく
スタイルで色、線の種類、線の太さを変える
ライン(水平線)を引く時のポイント
以下の2点が重要になります
✅前日の最安値、最高値にラインを引く
✅「押し安値」、「安値」と「戻り高値」、「高値」を意識する
今回は2つ目の「押し安値」と「戻り高値」を意識して引いたラインを例に説明をしていきます。
実際にラインを使ったトレード
高値と安値がわかりやすいようにZigZagというインジケーターを挿入しています。
ZigZag設定方法
ツールバーから
挿入→インジケーター→カスタム→ZigZag
下降トレンドに着目した際は、以上のように「戻り高値」と「高値」の位置にラインを引くといいでしょう。
以上のように高値のラインはその後、前回の安値を更新出来なかったので「戻り高値」とはなりません。
2本のラインを比較した場合、「戻り高値」の方を重視して下さい。
逆張りでのトレードは、「相場の流れと同じ方向にエントリーする」といった点を意識して下さい。
実際にどちらのラインが意識されているかは、以上のようにチャートでも示している通り、「戻り高値」の位置で引いたラインで強く意識されて反発しているのがわかると思います。
以上のように、トレンドが明確に転換しているポイントは、「戻り高値のライン」をブレイクしたポイントがトレンドの転換点となり、そのトレンドの転換点を拡大したチャートになります。
再び、戻り高値のラインで反発していますが、ブレイク後に上昇トレンドが発生しています。
上記のチャートではブレイクした時足でトレンド方向にエントリーするのが良いと個人的に思います。
なぜかというと、上昇トレンドにおけるハイエントリー(相場の流れと同じ方向のエントリー)、そして戻り高値のラインという意識されやすいラインというのが大きな根拠となるためです。
逆に下降のトレンドだとローエントリーになるよ!
以上のようなチャートは上昇トレンドにおける「押し安値」の位置にラインを引いています。
「押し安値①」と「押し安値②」に区別してますが、この2本のラインを比べた時に、どちらの方が意識されるラインとなるでしょう?
その答えを出すためには、5分足よりも上位のローソク足を確認して判断するので15分足に切り替えると
上記のようになります。
15分足のチャートで見ると、5分足で「押し安値②」として見ていた部分、ZigZagに着目して頂ければ分かりやすいですが、こちらは安値として捉えられていません。
上位足で見た時に安値として捉えることが出来ないということは、意識されづらいという風に判断できますので、「押し安値①」の方が意識されやすいということです。
ライントレードを行う際はMTF分析を必ずする
5分足のチャートだけを見ていると、このまま下降するのか、それともまた価格は上向いて戻ってくるのかを確認するために上位足を見ます。
チャートというのは上位足になればなるほど根拠は強くなる
上位足で意識されてるラインは当然下位足であります5分足のチャートでも必然的に価格は意識されるということになりますので、上記のラインを基準にしばらくは保ち合いの相場が続くと判断できます。
つまり、上記のような場合は逆張りのエントリーが有効ということです。
上位足で上記のラインを抜けて、価格が上昇若しくは下降が始まれば、5分足のチャートでもトレンドの始まりと判断することができるので、価格の進行方向に順張りをかけていくエントリーが有効的となります。
まとめ
バイナリーオプションのトレードで利益を出し続けるために重要なことは「ダウ理論に基づいてしっかりと押し安値と戻り高値を把握する」ということです。
重要なラインが明確になり、相場の転換点、有効なエントリーポイントを見つけることが出来ますので、ご自身でも実際のチャートを使ってラインを引いて練習してみるのが有効です。
是非今日から試してみて下さい!
また、今回紹介した記事の内容は動画をしても公開しています。
また、今回紹介した内容以外にも「初心者マーク」のついている動画で、バイナリーオプション初心者向けの基礎的なことをまとめていますので、ぜひチェックしていただければ幸いです。
それでは!
今回の記事の内容:
YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/channel/UCgybS8QhBKH7_IpeA1NhJiA